覚えなくていい「約数の個数・総和」
例えばの約数の個数はなんだろう?
ということで、約数は24個だね。
ただこんなの毎回やるのは面倒だし数え間違いをしそう。。
なのでおそらく学校で素因数分解で数える方法を習うんだね。
を素因数分解すると、
だから、実は約数の個数は
みたいな感じで求まってしまう。
そんなの覚えてるよ!って人もいるかもだけど、じゃあ約数全部の和はわかるかな??
っていうと大変だなぁと思うか、やったけど忘れた!って人が割といると思う。
そんなとき、約数の個数がなんででいいのか、ちゃんと考えてみよう!
たとえば上の例だと、
のように、
の6つからどれか1つ、
の2つからどれか1つ、
の2つからどれか1つ
選んで掛けることによって約数が1つできる。したがって、3つの選び方は
通り
あるから、約数の個数は個
となる。
こんな感じ!!つまり
べき指数(のの部分)+1
同士を掛ければいいんだね!
じゃあこの考え方で約数の総和を考えたらどうなるだろう?
普通に書き出してみると、
となる。
つまり、
の要素の和,の要素の和,の要素の和
を掛けてあげるだけでいいんだ!
つまりこの場合だと
となるんだね。
ほかの例でもやってみよう。
「の約数の個数と、その総和は?」
まず素因数分解すれば、
だから、約数の個数は
個。
約数の総和は、
となる。
知ってれば簡単だけど、いつ忘れてもいいように納得感もってたほうが安心だね。